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労働保険制度・社会保険制度

法人として創業(株式会社の設立など)した場合、労働保険・社会保険の適用手続きが生じます。
個人事業として創業した場合にも条件によっては適用しなければなりません。

このページでは、

労働保険とは?」「社会保険とは?」、そして「どんな手続きが必要なの?

そんな疑問にお答えします。

 

労働保険とは…労働保険とは…


労働保険とは、従業員が業務中事故にあった場合に治療費や休業補償をする「労働者災害補償保険」(一般的に「労災保険」といいます)と、従業員が育児や介護で休業した場合に給付金を支給する等の「雇用保険」から成り立っています。
労災保険料は会社が全額負担、雇用保険料は会社と従業員個人から負担することになります。保険の給付は両保険制度で別個に行われますが、保険料の申告・納付については原則として毎年1回まとめて行います。従業員(パートタイマー・アルバイトも含みます)を一人でも雇用すると事業規模や業種にかかわらず労働保険の適用対象となります。
なお、取締役等会社の役員、代表者は原則加入することができません。

【会社が行う主な手続き】

  •  労働保険関係成立届と雇用保険適用事業所設置届

従業員を一人でも雇う場合、会社設立時には「労災保険」と「雇用保険」を適用するための手続きをしなければなりません。
労働保険関係成立届(以下「成立届」)を事業所の管轄の労働基準監督署へ提出、その後事業所の管轄の公共職業安定所(ハローワーク)へ雇用保険適用事業所設置届を提出します。成立届提出時には年度に係る概算の保険料(「概算保険料」といいます)の申告書も同時に提出し、期限内に保険料を納める必要があります。

労働保険関係成立届  雇用保険適用事業所設置届

「労働保険関係成立届」と「雇用保険適用事業所設置届」の見本

  • 年度更新

毎年6月1日から7月10日の期間内で、「年度更新」をする必要があります。
「年度更新」とは、昨年度従業員に支払った賃金総額を元に実際に納付すべき金額を算出した保険料(「確定保険料」といいます)と、今年度の概算保険料を申告・納付する作業です。
※労働保険料は毎年4月1日から翌年3月31日までの1年を保険年度として取り扱います。
※建設業の場合は、手続きや保険料算出が複雑になります。

 従業員に関する手続きはこちら

ポイント労災の特別加入制度について

原則として労災保険には取締役等会社の役員、代表者は加入することができませんが、条件を満たすことで特別に任意加入できます。
詳しくはこちらから。

 

社会保険とは…社会保険とは…


社会保険とは、私傷病を患い病院に掛かるとき等に利用する「健康保険」と、老後や障害、遺族に支給される年金給付等の制度「厚生年金保険」から成り立っており、これに、40歳から64歳までの方を対象に「介護保険」が加わります。これらを合わせた社会保険料は、会社と従業員の折半で賄われており、当月の保険料を翌月末に納付することとなります。法人においては強制的に、個人事業においても従業員が常時5人以上の適用業種の場合は対象となります。「労災保険」や「雇用保険」と異なり、社会保険については従業員がいない役員だけの会社であっても加入することになります。
昨今、社会保険の未加入問題が取り沙汰され、国が加入指導にあたっていますが、特に建設業においては、社会保険に未加入の場合、公共事業の請負業務の受注ができなくなるなど経営の根幹を揺るがす事態となりかねませんので、必ず所定の手続きを行うようにしましょう。

【会社が行う主な手続き】

  • 健康保険・厚生年金保険 新規適用届

適用対象の事業所は、健康保険の保険者に全国健康保険協会(以下「協会けんぽ」といいます)を選定した場合、事業所の所在地を管轄する年金事務所に「健康保険・厚生年金保険新規適用届」と、従業員ごとの加入手続きである「健康保険・厚生年金保険資格取得届」を提出します。配偶者や扶養している方がいる場合には国民年金第3号被保険者と被扶養者の届出も合わせて行います。協会けんぽの場合は時期にもよりますが、届出後1週間程度で健康保険証が送られてきます。

健康保険・厚生年金保険新規適用届

「健康保険・厚生年金保険新規適用届」の見本

  • 健康保険・厚生年金保険 被保険者報酬月額算定基礎届(定時決定)

4月、5月、6月に支給された給与(役員給与も含みます)を元に、その年の9月以降翌年8月までの各個人の標準報酬月額を決定する作業になります。毎年7月10日までに保険者等(協会けんぽであれば年金事務所)に提出をします。その際には算定基礎届のほか、総括表と附表も合わせて提出します。
※標準報酬月額に各保険料率をかけたものが健康保険料、厚生年金保険料になります。

 健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届 健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届総括表

「健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届」と「総括表」の見本

  • 健康保険・厚生年金保険 被保険者賞与支払届

会社が従業員に賞与を支払った場合に提出する書類になります。賞与についても健康保険料・厚生年金保険料がかかりますが、毎月給与から控除する保険料とは別に算出します。賞与支払届を提出する際には総括表を合わせて提出します。なお、新規適用届を提出する際、賞与月を記入しますが、その月に賞与を不支給とした場合にも手続きが必要です。

健康保険・厚生年金保険被保険者賞与支払届総括表  健康保険・厚生年金保険被保険者賞与支払届

「健康保険・厚生年金保険被保険者賞与支払届」と「総括表」の見本

 従業員に関する手続きはこちら


以上が労働保険・社会保険に関する一般的な手続きとなります。添付書類が必要になる場合もありますし、建設業等の会社を設立する場合や健康保険組合・厚生年金基金への加入の場合には上記以外の手続が発生し、より複雑になります。会社の名称や住所が変わった場合も手続きが必要ですが、当事務所に任せれば安心♪。
社会保険労務士事務所カルテットでは、このような各種手続きを低コストで正確に、そして迅速・確実に処理をし、会社のアシストをしてまいります。福岡県内はもちろんのこと、南は鹿児島県に至るまで、九州各県対応できます。お問い合わせ

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