人事労務のアウトソーシングを通して会社の経営をサポートいたします!社会保険労務士事務所カルテット

業務改善助成金(中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金)は、中小企業の賃金と業務の改善を国が支援し、従業員の賃金引き上げを図るための制度です。業務改善助成金の概要

●助成金の概要

中小企業事業主が以下の2つの事項を実施した場合に、業務改善に要した費用の一部を補助する制度です。

  1. 賃金の引き上げ
    最低賃金の引き上げに先行して、事業場内の最も低い賃金(時間給、もしくは時間換算額)を40円以上引き上げること
    ※助成金申請時に800円未満の時間給等の労働者を使用していること
  2. 業務改善
    労働能率の増進に資する設備・機器の導入、研修等の業務改善を実施すること

ポイント

 

業務改善として認められる可能性のあるもの、とは…?

小売業等で業務の効率化のために導入するPOSレジシステムや作業効率・労働能率を向上するための店舗の改装費用、安全性を向上するための工場内機器、介護送迎用の自動車の購入、その他新設備導入に必要な労働者の操作研修費用、などです。
以前まで認められていた自動車の購入やパソコンの購入、就業規則の作成・変更、賃金制度の整備などは助成対象外となりました(平成27年)。

●助成金の支給内容

業務改善に要した費用の2分の1が補助されます。なお企業規模30人以下の事業場については4分の3が補助されます。

業務改善助成金の支給額【具体例】

企業規模20人の会社の従業員3人の最低賃金を50円引上げ、従業員の労働能率向上のために200万円のPOSシステムを導入した場合…

200万×4分の3=150万円 ⇒ 上限額が100万円なので、100万円の助成金が支給されます。

●助成金支給申請までの流れ

業務改善助成金の流れ

※クリックすると拡大します。