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多様な正社員制度の導入を促進し、限定正社員のキャリアアップや労働能力向上・事業の生産性向上を図ることを目的として、平成27年4月、キャリアアップ助成金に新たに「多様な正社員コース」が盛り込まれました。

●助成対象となる措置と支給額

  1. 勤務地限定正社員・職務限定正社員制度を新たに規定し適用した場合
    1事業所当たり40万円
  2. 有期契約労働者等を、勤務地限定正社員・職務限定正社員または短時間正社員に転換、また派遣社員の場合は直接雇用した場合
    1人当たり30万円
  3. 正規雇用労働者(正社員)を短時間正社員に転換、または短時間正社員を新たに雇い入れた場合
    1人当たり20万円
    ※2,3については「週所定労働時間延長コース」と合わせて1年度1事業所当たり10人までです。
    ※1,2については派遣社員を派遣先で勤務地限定正社員、職務限定正社員または短時間正社員を雇用した場合に1人当たり15万円が加算されます。
    ※1~3について母子家庭の母等を転換した場合には1人当たり10万円が加算されます。

●助成金支給申請までの流れ

キャリアアップ助成金(多様な正社員コース1)

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1,2の場合の具体例です。1と2の違いは「多様な正社員」制度がキャリアアップ計画認定前から規定されていたか、認定後に規定されたかの違いです。

 

キャリアアップ助成金(多様な正社員コース2)

※クリックすると拡大します。

3の場合の具体例です。育児・介護休業法により、就業規則等において「3歳に満たない子を養育する労働者が利用する場合の1日の所定労働時間として原則として6時間」とする短時間制度を導入しなければなりませんが(育児・介護休業法第23条)、この助成金を活用するには短時間制度を、「養育する子が少なくとも小学校就学の始期に達するまで利用できること」が条件となります。
以前は、「両立支援助成金」の「子育て期短時間勤務支援コース」として設定されていましたが、平成27年4月に廃止され、キャリアアップ助成金の一部として新たに設置されました。

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